3月ももう終わろうとしていますが、今月の季節湯、ヨモギ湯をご紹介します。
ヨモギは古くから世界中で薬草として利用されてきたようで、そのことが様々な文献として残っています。
そのまま食べたり、お茶として飲んだり、すり潰して湿布にしたりと活用方法も様々です。
血流の改善により貧血や冷えの予防の他、殺菌作用や抗炎症作用があるため皮膚の炎症を抑えることなどにも効果が期待できます。
そんなヨモギをお風呂に入れれば、芯からぽかぽかに温まり、肩こりや腰痛の緩和、そしてお肌のケアにも役立ちます。
ここ札幌は雪解けが進み、少しずつ春を感じますが、まだまだヨモギが芽吹く季節は先です。
昨年収穫し、乾燥させておいたヨモギで、ヨモギ湯を作ってみました。
収穫したヨモギを一度蒸してから乾燥させたものと、そのまま乾燥させたものの両方で作ってみました。
同じ量の乾燥ヨモギを約5分間煮だしてみました。
一度蒸してから乾燥させたもの
そのまま乾燥させたもの
色も香りも①の方が強かったです。私の好みは、お風呂には①、お茶には②がよかったです。
日本人にもなじみ深いヨモギ、ぜひ活用してみてください☆彡
※自生しているヨモギを採る場合は、他の植物を間違えないようにしっかりと調べてから採ってくださいね。またキク科のアレルギーがある方も、注意が必要です。
水蒸気蒸留法で採られたヨモギの精油もありますが、採油率が低く、貴重な精油です。
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