ローズマリーといえば、肉魚料理のお伴としてよく使われるハーブですが、若返りのハーブとしても有名で、昔から多く活用されてきました。力強いすっきりと爽やかな香りは、私たちを元気にしてくれます。
ローズマリーにはたくさんの種類がありますが、アロマテラピーで利用される精油は主に3種類です。
1,ローズマリー・シネオール
2,ローズマリー・カンファー
3,ローズマリー・ベルべノン
この3種類、実は全部同じ学名※(Rosmarinus officinalis)です。
蒸留部位も蒸留方法も同じですが、成分を分析すると違いがあるという、“ケモタイプ精油”です。含まれている芳香成分の量の比率が異なるため、香りにも違いがあります。
どれも感染症の予防や感冒症状の緩和など、共通した作用も多いのですが、使い分けるとしたら、
1(シネオール)⇒禁忌がないので、子供から高齢の方までの感染症の予防と、呼吸器疾患の症状緩和に
2(カンファー)⇒筋肉弛緩作用を期待して、筋肉痛や肩こりの緩和に
3(ベルべノン)⇒肝臓の働きを助ける作用を期待してデトックスと皮膚組織再生を期待してスキンケアに
という感じで私は使っています。2と3はケトン類を含むため使用には注意が必要な方がいます。
スーッとした香りは集中力を高めてくれるため、受験生にもおすすめの香りです。認知症にも一定の効果が認められたという論文も出ています。
ローズマリーを主として何種類かのハーブをアルコールに浸けた、“ハンガリーウォーター”もおすすめです。頭のてっぺんからつま先まで全身のスキンケアに利用できます。
香りが好きな方は是非生活にローズマリーを取り入れてみてくださいね✨
※ローズマリーの学名は、2017年以降、セージに近いとして“Salvia Rosmarinus”として認められるようにもなりましたが、 ナードでは“Rosmarinus officinalis”としています。
↓↓↓6月の山梨県での農場研修で頂いてきたローズマリーです。頑張って根を張り、小さいながらもお花を咲かせてくれました!大切に育てていきたいと思います。大きくな~れ(●ˇ∀ˇ●)
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