ゼラニウムと呼ばれる植物にはたくさんの種類があり、赤やピンクのお花が綺麗な鑑賞用のゼラニウムと、
芳香植物である、精油を抽出するゼラニウムがあります。
鑑賞用と精油抽出用では学名が異なります。
アロマテラピーで主に使用されるものに、
ゼラニウムエジプト、ゼラニウムブルボンがありますが、どちらも学名は<Pelargonium×asperum>です。
精油は、お花ではなく、葉っぱから水蒸気蒸留法によって抽出されます。
その香りはローズ様の香りがすることから、ローズゼラニウムとも呼ばれ、高価なローズの代用品として使用されることが多くあります。
主な作用として、収斂作用、止血作用、抗感染作用、抗菌・抗真菌作用、交感神経調整作用、昆虫(蚊)忌避作用などがあります。
ローズ様の香りで、お肌によい成分をたくさん含んでいるのでスキンケアに活用するのがおすすめです。お肌に刺激が少ないのに、抗菌作用があるので、吹き出物などのトラブルや、止血作用もあるので、ちょっとした擦り傷、切り傷にも使えます。
お顔に使う時は植物油などで、1~2%くらいに希釈して使います。
他の精油をブレンドするとバランスをとり、相乗効果を発揮してくれますよ。
また蚊が嫌う香りが入っているので、お肌に付いても安心な虫よけとしても活躍してくれます。
そのままティッシュに垂らして香るだけでも十分楽しめるので、1本持っていると嬉しい精油の一つです。
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