ケモタイプ精油と精油の品質について

秋分の日も過ぎ、札幌は爽やかな秋晴れで過ごしやすいですね(‾◡◝)

これから昼より夜が長い季節に入っていきます。季節の変わり目でもあるので、日中しっかり活動して体を温め、寒さに負けない体を作っていきたいと思います💪

今日はナード・ジャパンのアロマテラピーでよく出てくる“ケモタイプ精油”についてです。

みなさんからも「ケモタイプ精油ってなんですか?」とよく質問を受けます。

“ケモタイプ”を直訳すると、ケモは(Chemo=化学的) 、タイプは(Type=種類)です。植物学では、「形態(見た目)は全く一緒だけど、成分を分析したら異なる成分で構成されていた」という植物のことを指します。

〇ナード・ジャパンはこの定義をもとに、「含有成分について化学的に検証を行い分類した精油」のみを、ケモタイプ精油としています。つまり化学的な成分分析が最も重要です!と言いたいのです。

〇それともう一つ、「同じ学名をもつ植物から採ったにも関わらず、成分が大きく異なる精油」をケモタイプ精油と言うこともあります。

たとえば、ローズマリー
ローズマリーの精油(Rosmarinus officinalis)には、ローズマリーシネオール(シネオールを多く含有) 、ローズマリーカンファー(カンファーが多く含有)、ローズマリーベルべノン(ベルべノンを含有)があり、精油の含有成分が異なっているので、使い分けが必要です。

※カンファーやベルべノンは、ケトン類で神経毒性に注意が必要なので、乳幼児、妊産婦、てんかんをお持ちの方には注意が必要となります。

メディカルな視点でアプローチできるフランス式のアロマテラピーにおいて、ケモタイプ精油であることはとても重要です。

“100%天然”と書いてあっても、“ローズマリー”とだけ記載されていたり、分析表の付いていない精油では、メディカルな視点で使用することは安全とはいえません。

ではどのような精油であればメディカルアプローチができるのでしょうか?

⇒公的な検査機関での成分分析表が添付されていて、その結果に問題がない精油

が良いと思います。

精油はガスクロマトグラフィーという方法で、含有成分、農薬の有無、屈折率、比重、旋光度、酸価、ケン化率などを解析していきます。

シェ アロマで使用するプラナロム社/KENSO社の精油は、輸出元での分析に重ねて、日本国内(厚生労働大臣登録検査機関)での分析を大切にしており、安心して使用できるものになっています。

お越しいただいた方には、ケモタイプ精油マニュアルの冊子もプレゼントしています🤗

 


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