今日ご紹介するのは、ラヴィンツァラ(学名:Cinnamomum camphora ct Cineole)です。
以前、ラベンサラ(学名:Ravensara aromatica)と混同されていた時期がありましたが、別の植物です。
クスノキ科の高木で、精油の産地は主にマダガスカルです。日本のクスノキと同種ですが、マダガスカルで生育したものは香りが異なり、精油には“カンファー”という使用には注意が必要な成分が含まれていません。
そのため、赤ちゃんからご高齢の方まで安心して使うことができる、とっても使い勝手のよい精油です。
蒸留部位:葉付き小枝
蒸留方法:水蒸気蒸留法
主な作用:免疫刺激作用、抗ウィルス作用、神経強壮作用、誘眠作用など
スーッとする爽やかな香りで、気持ちをリラックスさせてくれ、ストレス性の心身の不調・不眠などに役立ちます。出産前の不安の緩和などにも活用されています。
体に対する作用も実に多く、免疫を刺激して自然治癒力を高めてくれるだけでなく、抗菌や抗ウィルス作用に優れているため、様々な感染症に適応できます。特に呼吸器系の感染症に対しては、抗カタル作用、去痰・鎮咳作用などもあるため、とても役立ちます。
ティートゥリー、ラベンダー、ユーカリ、柑橘系とブレンドすると相乗効果が期待でき、更に効果的と言われています。
私のおすすめブレンドは、ラヴィンツァラ+マンダリン!
マンダリンの甘く優しい香りとラヴィンツァラのスーッとした香りが合わさると、とても心地の良い香りになります。お部屋に香らせれば、感染予防しながら誘眠効果も得られます。赤ちゃんの夜泣きにもいいですよ!
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