緊張するとお腹が痛くなったり、下痢になったり…そんな経験はありませんか?
この主な原因は自律神経の乱れです。
私たちの体は、交感神経と副交感神経という二つの自律神経によってコントロールされていますが、緊張すると、交感神経が優位になり、消化活動が抑制されます。
加えてストレスホルモンと呼ばれる物質が分泌されることで腸の動きが活発になりすぎて、消化物が十分に吸収されないまま排出されてしまい、下痢が起こることがあります。
緊張性の下痢は、腸の器質的な病気は見られないのが特徴ですが、下痢以外にも腹痛や腹鳴を伴うことがあり、辛いものです。
精神的なストレスと関連があり、いつも特定の場面で起きたり、不安や心配事などを抱えている場合には何か月も続くこともあります。
緊張やストレスを感じる根本的な問題を取り除くことができたらいいのかもしれませんが、そうもいかないことの方が多いですよね。
そんな時、精油たちが力を貸してくれます。
精油には自律神経を調整したり、副交感神経を刺激してくれるもの、中枢神経を鎮静してくれる作用のあるものがあります。これらを使って精神的な部分をサポートすることができます。
また、消化を促進してくれるものや、腹痛の緩和に鎮痙攣作用や鎮痛作用のあるものを活用することができます。
好きな香りをティッシュに垂らして、深呼吸をしたり、ディフューザーを使って、お部屋全体に香りを広げるのもおすすめです。
また、アロマバスに入ったり、精油をキャリアオイルで希釈し、腹部を優しくマッサージすることもおすすめです。
下痢が続くほどの緊張状態の時に、お店に行って香りを選んで、というのは余裕がなく難しいかもしれません。
日ごろから自分が好きな香りを一本持っておくと、いいかもしれませんね🍀
「緊張性のお腹の不調」へのコメント
コメントはありません