ミントの香りは好きですか?
ミントにはたくさんの種類があり、その香りも様々です。スーッとした香りの中に、果実やお菓子のような甘い香りがするものや、辛味を感じる香りなど色々なものがあります。
その中で、皆さんがわりと共通して言われる、「あ、ミントガムの香り!」、それがペパーミントです。すっきりとした爽快感のある香りで、実際に食品に使われています。
馴染み深く多くの人に好まれるペパーミント、その精油は非常に多くの作用を持っていて幅広い使い方が可能です。
学名:Mentha piperita
科名:シソ科
抽出方法と部位:根以外の全草を水蒸気蒸留
主な作用:鎮痛作用、麻酔作用、強壮・刺激作用、血圧上昇・血管収縮作用、消化促進作用、抗吐き気作用、鎮掻痒作用、鬱滞除去作用、抗炎症作用、などなど
使う量によって心身への作用が変わってくるのも特徴の一つです。
少量で使用すると、刺激作用となり、頭をスッキリさせたり、気持ち悪いのを抑えてくれたり、消化器系の働きを促したりしてくれます。
ミントガムをかむとスッキリしますよね!
一方、多い量で使用すると、一時的な神経機能の低下による鎮痛作用や麻酔作用、鎮掻痒作用が期待できます。
つらい症状を緩和してくれる強い味方ですが、それだけ作用も強く、禁忌事項や注意事項がたくさんあります。
※ペパーミントを使わないで欲しい方
⇒3歳未満の乳幼児、妊産婦、神経系疾患やてんかんのある方
妊婦さんで、つわりがあってすっきりしたいからと香らないでください!危険です。
※注意して使って欲しい方
⇒幼児、高血圧の方
量や期間、範囲など注意が必要です。
正しい知識があれば、とても活躍してくれる精油です。
何と言っても、スーーッとした香りがこの暑い時期にありがたいですね。
実際、ペパーミントは冷たく感じる香りで、直接肌に塗らず、香りをかぐだけで温冷感を下げてくれるようです。(ナードジャパンの情報誌にそのことが詳しく載っていました!)
北海道でたくさん採れるハッカ油も、香りは少し違いますが、含有成分や効能などもペパーミントと似ています。
シェ アロマでは、精油を安全に正しく、効果的に活用できるようになるためのレッスンを行っています。
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