流涙症とは、常に目に涙が溜まっていたり、涙が流れてしまう状態のことを言います。
主な原因としては鼻涙管閉塞症、結膜弛緩症、逆さまつげなど色々なものがあります。
以前このブログで、左目だけ涙が止まらないと書いたことがありますが、あれから良くなったり、悪くなったりを繰り返し、遂に3か月くらい前から、もうどうにもならないくらい涙が溢れ、目やにも増えてしまいました。起きている間は常に涙をぬぐっている状態で、誰かと会うのも躊躇してしまうほどに。車の運転も涙で前がぼやけてしまいます。
流涙症を専門に診てくれる眼科に行ったところ、鼻涙管閉塞によるものとのことでした。
鼻涙管とは、目と鼻をつないでいる管です。涙は通常、涙腺から分泌され、目を潤し洗浄し、その90%が、約5分から10分後に鼻へと排出されます。
私は鼻涙管が詰まり、涙が鼻へ排出されず、目から涙が溢れている状態でした。
詰まってしまう原因は、外傷や抗がん剤治療の影響などもあるようですが、ほとんどが原因不明だそうです。あえて言うなら加齢と。。。
涙のせいで日常生活の質が下がり本当に困っていたので、思い切って、涙道シリコーンチューブ留置術を受けてきました。部分麻酔下で15分程で終了しました。
涙の排出口から鼻にかけて細―いシリコンチューブを入れ、閉塞部を押し広げ、だいたい3~4か月間留置した後、抜去します。切開などはなく、もともとある穴にチューブを入れているので侵襲性は低く、留置中の制限もありません。外から見てもわかりません。
まだ数日しか経っていないので何とも言えませんが、2日間くらいは時々チクッとした痛みがあり、今は目頭あたりの違和感があります。
チューブ抜去後再び閉塞してしまうこともあるようですが、すでに涙が溢れてこなくなり、ティッシュを手放せているので、だいぶ助かっています。
結果を信じて、違和感に耐えていきたいと思います。
こういった器質的変化を伴う症状にアロマは直接太刀打ちできません。
医療技術の進歩に感謝です。
(アロマ講師らしからぬ発言!?)
いやいや、ちゃんと病院で診断、治療を受けることは本当に大切です。
アロマが大得意とする分野は他にたくさんあります!
鼻涙管閉塞も長い間放置すると閉塞が強くなり、治療が困難になり、治療成績も下がってしまうようです。涙が流れてお困りの方、早めの受診をおすすめします。
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