クロモジといえばちょっと高級な爪楊枝というイメージですが、枝葉と根皮には芳香成分のシネオール、リナロール、α-ピネンなどが含まれていて、枝葉を飲用すると、リラックス効果だけでなく、胃腸炎や感冒症状の緩和、外用では止血や皮膚炎など、昔から民間療法に使用されてきました。
最近では精油も抽出されています。
クロモジはクスノキ科の落葉低木で、分布は本州から九州、及び中国大陸となっていますが、ここ北海道でも、道南西部では分布が確認されているようです。
クロモジの仲間には、ケクロモジ、ミヤマクロモジ、オオバクロモジがあり、葉の大きさと表裏の毛の有無で見分ける事ができます。
今回は、越冬できる北限に挑戦している、3年目のクロモジに会ってきました^o^/
帯広の“紫竹ガーデン”にあります。まだ小さいながらも元気でした。
日本にも昔から活用されている薬用植物が沢山あるので少しずつご紹介できればと思います。
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