今日は一年の中で最も日が長くなる夏至ですね。
もっとも日が短くなる冬至にゆず湯に入るような入浴の風習は夏至にはないようですが、これから来る暑さに備えて、ゆっくりと入浴して体調を整えてみるのはいかがでしょうか。
そこで今月の季節湯、どくだみ湯をご紹介します。
どくだみの葉を乾燥させたものは十薬と呼ばれるほど多くの効能があり、生薬として利用されています。(生の葉は十薬とは言いません)
お茶として飲めば胃腸を整え、デトックス効果によりむくみや便秘の解消だけでなく、風邪予防やアレルギーの緩和、高血圧の予防などにも良いと言われ、
皮膚に活用すれば抗菌作用や抗炎症作用により、湿疹やかぶれ、傷などの皮膚トラブルに良いと言われています。
生の葉には特有の香りがあり、苦手な方も多いですが、乾燥させた葉の香りはとてもマイルドです。
お好みで生の葉か乾燥させた葉を、お茶袋などに入れて湯船に浮かべれば完成です。入浴後はお肌がしっとりしますよ。
もしたくさんどくだみが採れた時は、アルコールに浸けたチンキをぜひ作ってみてください🌿
ホワイトリカーやウォッカなどの食用酒に浸ければお酒として飲んで楽しむことができますし、無水エタノールに浸ければ、薄めて化粧水として使用したり、どくだみ湯として好きな時に楽しむことができます。
どくだみが手に入りづらい時は、市販されているどくだみ茶で大丈夫です😊
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