小さなお庭には、今、たくさんのカモマイルジャーマンが咲き誇っています。白と黄色の小さくて可憐な花たちが、風に揺れる姿は本当に癒されます。
皆さん、カモマイルジャーマンのお花をじっくりと観察したことはありますか?
実はこのお花、夕方から夜にかけて、ちょっと不思議な変化を見せてくれるのです。
昼間、太陽の光を浴びて気持ちよさそうに花びらを横に広げていたカモミールが、夕暮れ時になると、まるで「おやすみなさい」を言うかのように、花びらをくるんと反り返らせるのをご存知ですか?
開花したばかりの若々しいカモミールは、虫たちに「受粉してね」とアピールするように、夜でも花びらを横に大きく開いています。でも、受粉を終え、いよいよ次の世代(種子)を作る準備が整うと、花びらは役目を終え、下向きに反り返っていくのです。
もしカモミールジャーマンが咲いているのを見つけたら、ぜひ夕方から夜にかけて、その姿を観察してみてください。昼間の愛らしい姿とはまた違う、静かで奥ゆかしい表情を見せてくれるはずです。
精油を採ったり、ハーブティーにするには、黄色い部分がぷっくりと盛り上がっている状態のものが香りがいいようです。
まずはコーディアルとハーブティーにしてみようと思います♪
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